• ひとことでWindows のスクリプトエンジンの弱点で、細工したリンクを開くと乗っ取られるおそれがあります。
  • 深刻度7.5 重要CVSS v3.1
  • まずやることWindows Update で2025年5月以降の更新を入れる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2025-30397
製品Microsoft Windows
深刻度(CVSS)7.5 重要CVSS v3.1
NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2025-05-13
米国政府機関の対応期限2025-06-03
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-843(型の取り違え)

何が起きた

Windows の Scripting Engine(Web ページのプログラムを動かす部品)に、データの種類を取り違えてしまう弱点が見つかりました。実際に悪用されたことが確認されており、CISA の KEV に掲載されています。攻撃者はネットワーク経由で、ログインなしに悪用できますが、利用者が細工された URL をクリックする必要があります。Microsoft によると、攻撃が成功するには、対象のパソコンで Microsoft Edge が Internet Explorer モードで使われるように準備されている必要があります。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工した URL を用意する → 2. 利用者がその URL をクリックする → 3. Internet Explorer モードで処理される → 4. 攻撃者のプログラムが動き出す1攻撃者が細工した URL を用意する2利用者がその URL をクリックする3Internet Explorer モードで処理される4攻撃者のプログラムが動き出す攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工した URL を用意する → 2. 利用者がその URL をクリックする → 3. Internet Explorer モードで処理される → 4. 攻撃者のプログラムが動き出す1攻撃者が細工した URL を用意する2利用者がその URL をクリックする3Internet Explorer モードで処理される4攻撃者のプログラムが動き出す攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工した URL を用意する → 2. 利用者がその URL をクリックする → 3. Internet Explorer モードで処理される → 4. 攻撃者のプログラムが動き出す1攻撃者が細工した URL を用意する2利用者がその URL をクリックする3Internet Explorer モードで処理される4攻撃者のプログラムが動き出す

誰が影響を受ける

Windows 10、Windows 11、Windows Server 2008 から Windows Server 2025 までの、2025年5月の更新プログラムを入れていないパソコンやサーバーが対象です。たとえば Windows 11 Version 24H2 では、ビルド 10.0.26100.4061 より前が影響を受けます。

何をすればいい

Windows Update で、2025年5月以降のセキュリティ更新プログラムを入れてください。Windows 10 Version 22H2 なら KB5058379、Windows 11 Version 24H2 なら KB5058411 が対象の更新です。ほかのバージョンについては、Microsoft のセキュリティ更新プログラムガイドで公式の案内を確認してください。更新が済むまでは、知らない相手から届いたリンクを開かないようにしてください。

やることチェックリスト

  • Windows Update で2025年5月以降の更新を入れる
  • Windows 11 Version 24H2 は KB5058411 を入れる
  • 知らない相手から届いたリンクを開かないようにする

用語メモ

Scripting Engine
Web ページなどに書かれた小さなプログラム(スクリプト)を読み取って動かす部品です。
Internet Explorer モード 用語集で見る
Microsoft Edge の中で、古い Internet Explorer 向けのページを表示するための機能です。
URL 用語集で見る
Web ページなどの場所を表す文字列で、リンクの行き先になります。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Microsoft Windows Scripting Engine Type Confusion Vulnerability

概要

Microsoft Windows Scripting Engine contains a type confusion vulnerability that allows an unauthorized attacker to execute code over a network via a specially crafted URL.

推奨対応

Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る