- ひとことでWindows のタスクの仕組みで、ショートカットを悪用され管理者権限を取られる弱点です。
- 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
- まずやることWindows Update で最新の更新を適用する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2025-60710 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Windows |
| 深刻度(CVSS) | 7.8 重要CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2026-04-13 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2026-04-27 |
| ランサムウェアでの悪用 | 悪用が確認されている |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-59(ファイルにアクセスする前のリンクの解決の不備) |
何が起きた
Windows のタスクを動かす仕組み(Host Process for Windows Tasks)に、ファイルを開く前にリンク(ショートカットのような仕組み)の行き先を正しく確かめない弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。CISA は、ランサムウェアでの悪用も確認されているとしています。悪用されると、いちばん強い SYSTEM 権限を取られるおそれがあります。NVD に登録された Microsoft の評価では、対象のパソコン上で、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が悪用できるとされています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Windows 11 Version 24H2、Windows 11 Version 25H2、Windows Server 2025 を使っている人や組織が影響を受けます。Microsoft のページでは悪用は「なし」と表示されていますが、CISA は悪用を確認して一覧に載せています。
何をすればいい
Windows Update で最新のセキュリティ更新を適用してください。Microsoft は KB5072014 と KB5072033 を示しています。デスクトップ エクスペリエンスを入れた Windows Server 2025 では、更新を入れるまでの回避策として、タスク スケジューラの PolicyConfiguration というタスクを無効にする方法が示されています。公式の案内を確認し、手順に従って対策してください。
やることチェックリスト
- Windows Update で最新の更新を適用する
- 更新前は PolicyConfiguration のタスクを無効にする
- 更新後に無効にしたタスクを元に戻す
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(msrc.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(api.msrc.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Windows Link Following Vulnerability
概要
Microsoft Windows contains a link following vulnerability that allows for privilege escalation
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る