• ひとことでLangflowで、validateの窓口に渡す値を悪用され、ログインせずにroot権限でコードを実行される弱点です。
  • 深刻度9.8 緊急CVSS v3.0
  • まずやることLangflowのバージョンを確かめる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2026-0770
製品Langflow Langflow
深刻度(CVSS)9.8 緊急CVSS v3.0
NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2026-07-21
米国政府機関の対応期限2026-07-24
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-829(信頼できない領域からの機能の取り込み)

何が起きた

AI のアプリを組み立てるソフト Langflow に、信頼できない場所から来た機能をそのまま取り込んでしまう弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。NVD の説明では、validate という窓口に渡す exec_globals という値の扱いに問題があり、ログインしていない攻撃者に、root(最も強い権限)として任意のコードを実行されるおそれがあります。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者がvalidateの窓口に細工した値を送る → 2. exec_globalsの値がそのまま使われる → 3. root権限でコードを実行される1攻撃者がvalidateの窓口に細工した値を送る2exec_globalsの値がそのまま使われる3root権限でコードを実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者がvalidateの窓口に細工した値を送る → 2. exec_globalsの値がそのまま使われる → 3. root権限でコードを実行される1攻撃者がvalidateの窓口に細工した値を送る2exec_globalsの値がそのまま使われる3root権限でコードを実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者がvalidateの窓口に細工した値を送る → 2. exec_globalsの値がそのまま使われる → 3. root権限でコードを実行される1攻撃者がvalidateの窓口に細工した値を送る2exec_globalsの値がそのまま使われる3root権限でコードを実行される

誰が影響を受ける

Langflow を使っている組織が影響を受けます。NVD は 1.7.3 以下を対象としています。

何をすればいい

CISA は、この脆弱性への対策として Langflow 1.9.0 のリリースを示しています。1.9.0 以降(できれば最新版)へ更新してください。あわせて、CISA は、この脆弱性について侵害の痕跡がないか調べるよう求めています。対策ができない場合は、CISA の案内どおり、製品の使用をやめることも検討してください。

やることチェックリスト

  • Langflowのバージョンを確かめる
  • Langflowを1.9.0以降に更新する
  • 侵害の痕跡がないか調べる

用語メモ

Langflow
画面上で部品をつないで、AI を使ったアプリを作れるソフトです。
root 用語集で見る
Linux などで、何でもできる最も強い権限を持つ管理者のアカウントです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Langflow Inclusion of Functionality from Untrusted Control Sphere Vulnerability

概要

Langflow contains an inclusion of functionality from untrusted control sphere vulnerability that allows remote attackers to execute arbitrary code on affected installations.

推奨対応

Apply mitigations in accordance with vendor instructions, ensuring compliance with CISA’s BOD 26-04 Prioritizing Security Updates Based on Risk (see URL in Notes) guidance and CISA’s “Forensics Triage Requirements” (see URL in Notes). Follow applicable BOD 26-04 guidance for cloud services or discontinue use of the product if mitigations are unavailable. Stakeholders are responsible for evaluating each asset's internet exposure and ensuring adherence to BOD 26-04 patching guidelines.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る