• ひとことでLangflowで、ほかの利用者のフローのIDを指定して、勝手に実行できる弱点です。
  • 深刻度8.4 重要CVSS v3.1
  • まずやることLangflowのバージョンを確かめる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2026-55255
製品Langflow Langflow
深刻度(CVSS)8.4 重要CVSS v3.1
NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:L/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:L
KEVへの追加日2026-07-07
米国政府機関の対応期限2026-07-10
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-639(利用者が指定できるキーによる認可の回避)

何が起きた

AI のアプリを組み立てるソフト Langflow の /api/v1/responses という窓口に、利用者が指定した ID をそのまま信じてしまう弱点(IDOR)が見つかり、実際に悪用が確認されています。ログインした攻撃者が、ほかの利用者のフロー(処理の流れ)の ID を指定すると、そのフローを勝手に実行できるおそれがあります。そのフローが扱うデータに触れられたり、持ち主の資源を使われたりするおそれもあります。悪用には、一般の利用者程度の権限でのログインが必要です。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者がLangflowにログインする → 2. ほかの利用者のフローのIDを指定する → 3. そのフローを勝手に実行する1攻撃者がLangflowにログインする2ほかの利用者のフローのIDを指定する3そのフローを勝手に実行する攻撃の流れ: 1. 攻撃者がLangflowにログインする → 2. ほかの利用者のフローのIDを指定する → 3. そのフローを勝手に実行する1攻撃者がLangflowにログインする2ほかの利用者のフローのIDを指定する3そのフローを勝手に実行する攻撃の流れ: 1. 攻撃者がLangflowにログインする → 2. ほかの利用者のフローのIDを指定する → 3. そのフローを勝手に実行する1攻撃者がLangflowにログインする2ほかの利用者のフローのIDを指定する3そのフローを勝手に実行する

誰が影響を受ける

Langflow の 1.9.1 より前を使っている組織が影響を受けます。

何をすればいい

Langflow を 1.9.1 以降に更新してください。また、CISA は、この脆弱性について侵害の痕跡がないか調べるよう求めています。

やることチェックリスト

  • Langflowのバージョンを確かめる
  • Langflowを1.9.1以降に更新する
  • CISAの求めに沿って侵害の痕跡がないか調べる

用語メモ

Langflow
画面上で部品をつないで、AI を使ったアプリを作れるソフトです。
IDOR
要求の中の番号や ID を書き換えるだけで、ほかの人のデータや機能を使えてしまう不具合のことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Langflow Authorization Bypass Through User-Controlled Key Vulnerability

概要

Langflow contains an authorization bypass through user-controlled key vulnerability which allows an authenticated attacker to execute any flow belonging to another user by specifying the victim's flow ID in the request.

推奨対応

Apply mitigations in accordance with vendor instructions, ensuring compliance with CISA’s BOD 26-04 Prioritizing Security Updates Based on Risk (see URL in Notes) guidance and CISA’s “Forensics Triage Requirements” (see URL in Notes). Follow applicable BOD 26-04 guidance for cloud services or discontinue use of the product if mitigations are unavailable. Stakeholders are responsible for evaluating each asset's internet exposure and ensuring adherence to BOD 26-04 patching guidelines.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る