- ひとことでSharePoint Server で入力の確認が足りず、なりすましに悪用される弱点です。
- 深刻度6.5 警告CVSS v3.1
- まずやることSubscription Edition に KB5002853 を適用する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2026-32201 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft SharePoint Server |
| 深刻度(CVSS) | 6.5 警告CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:L/A:N |
| KEVへの追加日 | 2026-04-14 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2026-04-28 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-20(入力の確認の不備) |
何が起きた
社内の情報共有に使われる Microsoft SharePoint Server に、送られてきたデータの確認が不十分なために、なりすまし(スプーフィング)ができてしまう弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。Microsoft の説明では、悪用されると一部の大事な情報を見られたり、その情報を書き換えられたりするおそれがあります。NVD の評価では、ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者が悪用できるとされています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Microsoft SharePoint Server Subscription Edition、SharePoint Server 2019、SharePoint Enterprise Server 2016 を自社で運用している組織が影響を受けます。修正版より前のビルド(Subscription Edition は 16.0.19725.20210 より前、2019 は 16.0.10417.20114 より前、2016 は 16.0.5548.1003 より前)が対象です。
何をすればいい
Microsoft が配布しているセキュリティ更新を適用してください。Subscription Edition は KB5002853、2019 は KB5002854、2016 は KB5002861 が示されています。適用後に、ビルド番号が修正版以降になっているか確認してください。公式の案内を確認し、手順に従って対策してください。
やることチェックリスト
- Subscription Edition に KB5002853 を適用する
- SharePoint Server 2019 に KB5002854 を適用する
- SharePoint 2016 に KB5002861 を適用する
用語メモ
- SharePoint Server
- 会社の中で文書や情報を共有するための、Microsoft のサーバー用ソフトです。
- なりすまし 用語集で見る
- 攻撃者が別の人や正しいシステムのふりをして、相手をだましたり情報を取ったりすることです。
- ビルド番号
- ソフトの細かい版を表す番号です。更新が当たっているかを確かめるのに使います。
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(msrc.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(api.msrc.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft SharePoint Server Improper Input Validation Vulnerability
概要
Microsoft SharePoint Server contains an improper input validation vulnerability that allows an unauthorized attacker to perform spoofing over a network.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る