• ひとことでMicrosoft SharePoint Serverで、ログインした攻撃者に、データの復元を悪用されコードを実行される弱点です。
  • 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
  • まずやること使っているSharePointの版を確かめる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2026-45659
製品Microsoft SharePoint Server
深刻度(CVSS)8.8 重要CVSS v3.1
NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2026-07-01
米国政府機関の対応期限2026-07-04
ランサムウェアでの悪用悪用が確認されている
弱点の種類(CWE)CWE-502(信頼できないデータのデシリアライズ)

何が起きた

情報共有のソフト Microsoft SharePoint に、信頼できないデータを復元する処理(デシリアライズ)の弱点が見つかり、米国の CISA が実際に悪用されていると発表しています(Microsoft の更新ガイドでは、悪用ありとはなっていません)。悪用されると、ネットワーク経由で、攻撃者のコードを実行されるおそれがあります。悪用には、少なくともサイト メンバーの権限でのログインが必要です。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. ログインした攻撃者が細工したデータを送る → 2. SharePointがデータを復元する → 3. 攻撃者のコードを実行される1ログインした攻撃者が細工したデータを送る2SharePointがデータを復元する3攻撃者のコードを実行される攻撃の流れ: 1. ログインした攻撃者が細工したデータを送る → 2. SharePointがデータを復元する → 3. 攻撃者のコードを実行される1ログインした攻撃者が細工したデータを送る2SharePointがデータを復元する3攻撃者のコードを実行される攻撃の流れ: 1. ログインした攻撃者が細工したデータを送る → 2. SharePointがデータを復元する → 3. 攻撃者のコードを実行される1ログインした攻撃者が細工したデータを送る2SharePointがデータを復元する3攻撃者のコードを実行される

誰が影響を受ける

SharePoint Server Subscription Edition、SharePoint Server 2019、SharePoint Server 2016(Enterprise を含む)を自分たちのサーバーで動かしている組織が影響を受けます。

何をすればいい

2026年5月に公開された SharePoint のセキュリティ更新(KB5002863、KB5002870、KB5002868)を適用してください。5月の更新を入れていれば、追加の作業はいらないと Microsoft は説明しています。また、CISA は、この脆弱性について侵害の痕跡がないか調べるよう求めています。

やることチェックリスト

  • 使っているSharePointの版を確かめる
  • SharePointの更新プログラムを適用する
  • CISAの求めに沿い侵害の痕跡を調べる

用語メモ

SharePoint
社内で文書や情報を共有するための、Microsoft のソフトです。
デシリアライズ 用語集で見る
保存や送信のために変換したデータを、元のプログラムの形に戻す処理のことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Microsoft SharePoint Server Deserialization of Untrusted Data Vulnerability

概要

Microsoft SharePoint Server contains a deserialization of untrusted data vulnerability which allows an authorized attacker to execute code over a network.

推奨対応

Apply mitigations in accordance with vendor instructions, ensuring compliance with CISA’s BOD 26-04 Prioritizing Security Updates Based on Risk (see URL in Notes) guidance and CISA’s “Forensics Triage Requirements” (see URL in Notes). Follow applicable BOD 26-04 guidance for cloud services or discontinue use of the product if mitigations are unavailable. Stakeholders are responsible for evaluating each asset's internet exposure and ensuring adherence to BOD 26-04 patching guidelines.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る