- ひとことでWindows Shellの保護の仕組みが働かず、なりすましをされるおそれがある弱点です。
- 深刻度4.3 警告CVSS v3.1
- まずやることWindows Updateでセキュリティ更新を適用する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2026-32202 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Windows |
| 深刻度(CVSS) | 4.3 警告CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:L/I:N/A:N |
| KEVへの追加日 | 2026-04-28 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2026-05-12 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-693(保護の仕組みの不備) |
何が起きた
Microsoft Windows の Windows Shell(エクスプローラーなど、画面やファイル操作を受け持つ部分)で、本来働くはずの保護の仕組みが働かない弱点が見つかりました。ネットワーク経由で、権限を持たない攻撃者がなりすまし(スプーフィング)を行えるおそれがあります。Microsoft によると、悪用には、攻撃者が送った悪意のあるファイルを利用者が実行する必要があります。成功すると、攻撃者が一部の機密情報を見られるおそれがあります。実際に悪用されたことが確認され、CISA の KEV に載っています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Windows 10、Windows 11、Windows Server 2012 から Windows Server 2025 までの、更新プログラムを当てていない Windows を使う人や組織が対象です。Microsoft の情報では、Windows 11 Version 24H2 ではビルド 10.0.26100.8875 より前などが影響を受けます。
何をすればいい
Windows Update で、Microsoft が公開したセキュリティ更新プログラムを適用してください。たとえば Windows 11 Version 24H2 と 25H2 は KB5101650、Windows 10 Version 22H2 は KB5099539、Windows Server 2022 は KB5099540 が対象です。見覚えのないファイルやリンクを不用意に開かないことも大切です。あわせて Microsoft の公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- Windows Updateでセキュリティ更新を適用する
- 適用後にパソコンやサーバーを再起動する
- 見覚えのないファイルやリンクを開かないよう注意する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(msrc.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(api.msrc.microsoft.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Windows Protection Mechanism Failure Vulnerability
概要
Microsoft Windows Shell contains a protection mechanism failure vulnerability that allows an unauthorized attacker to perform spoofing over a network.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る