• ひとことでWordPressのREST APIのまとめて送る窓口で、道筋の取り違えから、別の弱点と組み合わせて乗っ取られる弱点です。
  • 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
  • まずやること6.9.5以降か7.0.2以降に更新する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2026-63030
製品WordPress Core
深刻度(CVSS)9.8 緊急CVSS v3.1
NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2026-07-21
米国政府機関の対応期限2026-07-24
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-436

何が起きた

ウェブサイトを作るソフト WordPress の本体に、REST API の「まとめて要求を送る窓口(batch)」で、処理の道筋を取り違えてしまう弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。この弱点を、WP_Query の author__not_in での SQL インジェクション(CVE-2026-60137)と組み合わせると、データベースへの命令を紛れ込ませ、遠隔からコードを実行されるおそれがあります。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者がまとめて送る窓口に要求を送る → 2. CVE-2026-60137のSQLインジェクションを使う → 3. 遠隔からコードを実行される1攻撃者がまとめて送る窓口に要求を送る2CVE-2026-60137のSQLインジェクションを使う3遠隔からコードを実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者がまとめて送る窓口に要求を送る → 2. CVE-2026-60137のSQLインジェクションを使う → 3. 遠隔からコードを実行される1攻撃者がまとめて送る窓口に要求を送る2CVE-2026-60137のSQLインジェクションを使う3遠隔からコードを実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者がまとめて送る窓口に要求を送る → 2. CVE-2026-60137のSQLインジェクションを使う → 3. 遠隔からコードを実行される1攻撃者がまとめて送る窓口に要求を送る2CVE-2026-60137のSQLインジェクションを使う3遠隔からコードを実行される

誰が影響を受ける

WordPress の 6.9 系の 6.9.5 より前と、7.0 系の 7.0.2 より前、7.1 のベータ版を使っているサイトが影響を受けます。6.8 系は、この弱点の対象外です。

何をすればいい

WordPress を 6.9.5 以降、または 7.0.2 以降に更新してください(7.1 のベータ版は beta2 以降)。WordPress.org は対象のサイトに自動更新を強制で配信していますが、自動更新が働かない環境では、ダッシュボードの「更新」から手動で更新してください。CISA は、この脆弱性について侵害の痕跡がないか調べるよう求めています。

やることチェックリスト

  • 6.9.5以降か7.0.2以降に更新する
  • 自動更新が止まっていないか確かめる
  • サイトに侵害の痕跡がないか調べる

用語メモ

REST API 用語集で見る
ほかのプログラムから、ウェブの仕組みを使って機能を呼び出すための窓口です。
SQL インジェクション 用語集で見る
入力などから不正なデータベースへの命令を紛れ込ませる攻撃のことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

WordPress Core Interpretation Conflict Vulnerability

概要

WordPress Core contains an interpretation conflict vulnerability that could allow an attacker to perform SQL Injection and achieve Remote Code Execution. This vulnerability can be chained with CVE-2026-60137.

推奨対応

Apply mitigations in accordance with vendor instructions, ensuring compliance with CISA’s BOD 26-04 Prioritizing Security Updates Based on Risk (see URL in Notes) guidance and CISA’s “Forensics Triage Requirements” (see URL in Notes). Follow applicable BOD 26-04 guidance for cloud services or discontinue use of the product if mitigations are unavailable. Stakeholders are responsible for evaluating each asset's internet exposure and ensuring adherence to BOD 26-04 patching guidelines.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る