- ひとことでTrueConf Serverで、説明されていない機能を呼ばれ、ログインせずにスクリプトを実行される弱点です。
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやること5.3.9か5.4.9か5.5.5の修正済みのビルドにする
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2026-72529 |
|---|---|
| 製品 | TrueConf Server |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2026-08-20 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2026-08-23 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-306(重要な機能での認証の欠如) |
何が起きた
ビデオ会議のサーバー TrueConf Server に、大事な機能で認証を確かめていない弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。4307/TCP の通信口に接続できる攻撃者が、説明書に載っていない機能を呼び出すと、任意のスクリプトを実行されるおそれがあります。ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者が悪用できる条件です。この CVE の番号を付けた Kaspersky の調査によると、攻撃者はこの弱点でスクリプトを実行させたうえで、同じ製品の CVE-2026-72530 で隔離された環境を抜け出していました。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
TrueConf Server(Windows 版と Linux 版)の、5.3 より前のすべてと、5.3.9・5.4.9・5.5.5 より前のバージョンが影響を受けます。修正版は 5.3.9・5.4.9・5.5.5 ですが、同じ番号でも古いビルドは対象です(例: 5.5.5 は Windows で 5.5.5.10010 以降、Linux で 5.5.5.10009 以降)。
何をすればいい
TrueConf の告知でビルド番号を確かめ、5.3.9・5.4.9・5.5.5 の修正済みのビルドへ更新してください。あわせて Kaspersky の案内どおり、最新の定義でウイルスのフルスキャンを行い、侵害の痕跡がないか確かめます。痕跡があれば、影響を受けたかもしれないアカウントのパスワードをすべて変えましょう。
やることチェックリスト
- 5.3.9か5.4.9か5.5.5の修正済みのビルドにする
- ウイルスのフルスキャンと侵害の痕跡の確認をする
- 痕跡があればアカウントのパスワードを変える
用語メモ
- スクリプト 用語集で見る
- 決まった手順を自動で行わせるための、短いプログラムのことです。
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- 公式の対策の出典(trueconf.com)
- 公式の対策の出典(ics-cert.kaspersky.com)
- 公式の対策の出典(securelist.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
TrueConf Server Missing Authentication for Critical Function Vulnerability
概要
TrueConf Server contains a missing authentication for critical function vulnerability which could allow a remote unauthorized attacker with network access via port 4307/TCP to execute an arbitrary script.
推奨対応
Apply mitigations in accordance with vendor instructions, ensuring compliance with CISA’s BOD 26-04 Prioritizing Security Updates Based on Risk (see URL in Notes) guidance and CISA’s “Forensics Triage Requirements” (see URL in Notes). Follow applicable BOD 26-04 guidance for cloud services or discontinue use of the product if mitigations are unavailable. Stakeholders are responsible for evaluating each asset's internet exposure and ensuring adherence to BOD 26-04 patching guidelines.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る