• ひとことでAcronis Backupのプラグインで、ファイルの権限の不備から、より強い権限を奪われる弱点です。
  • 深刻度7.8 重要CVSS v3.0
  • まずやることcPanel & WHM向けを1.9.3.1021以降にする

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2026-87886
製品Acronis Backup
深刻度(CVSS)7.8 重要CVSS v3.0
NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2026-09-16
米国政府機関の対応期限2026-09-19
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-276(初期設定の権限の誤り)

何が起きた

Acronis Backup の、サーバー管理ツール向けのプラグインや拡張機能に、ファイルの権限の設定が安全でない弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。悪用されると、その機器の上で権限を高められ(権限昇格)、より強い権限を奪われるおそれがあります。この弱点は、その機器の上で、一般の利用者程度の権限を持つ攻撃者が悪用できる条件です。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が機器の上で処理を動かす → 2. 権限の設定が甘いファイルを悪用する → 3. より強い権限を奪う1攻撃者が機器の上で処理を動かす2権限の設定が甘いファイルを悪用する3より強い権限を奪う攻撃の流れ: 1. 攻撃者が機器の上で処理を動かす → 2. 権限の設定が甘いファイルを悪用する → 3. より強い権限を奪う1攻撃者が機器の上で処理を動かす2権限の設定が甘いファイルを悪用する3より強い権限を奪う攻撃の流れ: 1. 攻撃者が機器の上で処理を動かす → 2. 権限の設定が甘いファイルを悪用する → 3. より強い権限を奪う1攻撃者が機器の上で処理を動かす2権限の設定が甘いファイルを悪用する3より強い権限を奪う

誰が影響を受ける

Linux の上で、Acronis Backup の cPanel & WHM 向けプラグインの 1.9.3.1021 より前、Plesk 向け拡張機能の 1.8.11.638 より前、DirectAdmin 向けプラグインの 1.2.3.238 より前を使っている人や組織が影響を受けます。

何をすればいい

cPanel & WHM 向けは 1.9.3.1021 以降、Plesk 向けは 1.8.11.638 以降、DirectAdmin 向けは 1.2.3.238 以降に更新されているか確認してください。Acronis によると、cPanel & WHM 向けのプラグインを狙った、限られた標的型の攻撃で悪用が確認されています。CISA は、この脆弱性について侵害の痕跡がないか調べるよう求めています。

やることチェックリスト

  • cPanel & WHM向けを1.9.3.1021以降にする
  • PleskとDirectAdmin向けも修正版以降にする
  • CISAの求めに沿い侵害の痕跡を調べる

用語メモ

権限昇格 用語集で見る
攻撃者が、本来は持っていない強い権限を手に入れることです。
プラグイン 用語集で見る
ソフトに機能を足すための、追加の部品のことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Acronis Backup Incorrect Default Permissions Vulnerability

概要

Acronis Backup plugin for cPanel & WHM and extension for Plesk contains an incorrect default permissions vulnerability that could allow for privilege escalation.

推奨対応

Apply mitigations in accordance with vendor instructions, ensuring compliance with CISA’s BOD 26-04 Prioritizing Security Updates Based on Risk (see URL in Notes) guidance and CISA’s “Forensics Triage Requirements” (see URL in Notes). Follow applicable BOD 26-04 guidance for cloud services or discontinue use of the product if mitigations are unavailable. Stakeholders are responsible for evaluating each asset's internet exposure and ensuring adherence to BOD 26-04 patching guidelines.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る