• ひとことでCitrix NetScalerで、メモリの扱いの不備から遠隔でプログラムを実行される弱点です。
  • 深刻度8.1 重要CVSS v3.1
  • まずやること14.1-73.37以降か13.1-64.23以降に更新する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2026-88772
製品Citrix NetScaler
深刻度(CVSS)8.1 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2026-09-27
米国政府機関の対応期限2026-09-30
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-119(メモリバッファの範囲の制限の不備)

何が起きた

Citrix NetScaler ADC と NetScaler Gateway に、メモリの扱いに不備がある弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。悪用されると、遠隔からプログラムを実行されたり、機器が止まってサービスを使えなくなったりするおそれがあります。DTLS という通信の仕組みが有効になっている場合に、ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者が悪用できます。DTLS は、VPN の仮想サーバーでは初めから有効になっています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が機器に細工した要求を送る → 2. メモリの扱いの不備が起きる → 3. プログラムを実行されたり機器が止まったりする1攻撃者が機器に細工した要求を送る2メモリの扱いの不備が起きる3プログラムを実行されたり機器が止まったりする攻撃の流れ: 1. 攻撃者が機器に細工した要求を送る → 2. メモリの扱いの不備が起きる → 3. プログラムを実行されたり機器が止まったりする1攻撃者が機器に細工した要求を送る2メモリの扱いの不備が起きる3プログラムを実行されたり機器が止まったりする攻撃の流れ: 1. 攻撃者が機器に細工した要求を送る → 2. メモリの扱いの不備が起きる → 3. プログラムを実行されたり機器が止まったりする1攻撃者が機器に細工した要求を送る2メモリの扱いの不備が起きる3プログラムを実行されたり機器が止まったりする

誰が影響を受ける

NetScaler ADC と NetScaler Gateway の、14.1-73.37 より前、13.1-64.23 より前、FIPS 版の 14.1-73.37 FIPS より前、FIPS 版・NDcPP 版の 13.1-37.279 より前を使っている組織が影響を受けます。Secure Private Access の Hybrid 構成で使っている NetScaler も含みます。DTLS が有効な場合が対象です。

何をすればいい

使っている系列の修正版(14.1-73.37 以降、13.1-64.23 以降。FIPS 版・NDcPP 版はそれぞれの修正版)に、できるだけ早く更新してください。CISA は、メーカーが公開している侵害の痕跡(IOC)を NetScaler の画面で確かめることも勧めています。

やることチェックリスト

  • 14.1-73.37以降か13.1-64.23以降に更新する
  • FIPS版はFIPS版の修正版に更新する
  • メーカーのIOCで侵害の痕跡を確かめる

用語メモ

NetScaler ADC
ウェブサービスなどの通信を振り分けたり守ったりする、Citrix の機器やソフトのことです。
DTLS
UDP という方式の通信を暗号化する仕組みで、VPN などで使われます。
IOC
攻撃を受けたかどうかを見分けるための手がかり(侵害の痕跡)のことです。

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公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Citrix NetScaler Improper Restriction of Operations within the Bounds of a Memory Buffer Vulnerability

概要

Citrix NetScaler ADC and NetScaler Gateway contain an improper restriction of operations within the bounds of a memory buffer vulnerability that could allow for remote code execution or denial of service

推奨対応

Apply mitigations in accordance with vendor instructions, ensuring compliance with CISA’s BOD 26-04 Prioritizing Security Updates Based on Risk (see URL in Notes) guidance and CISA’s “Forensics Triage Requirements” (see URL in Notes). Follow applicable BOD 26-04 guidance for cloud services or discontinue use of the product if mitigations are unavailable. Stakeholders are responsible for evaluating each asset's internet exposure and ensuring adherence to BOD 26-04 patching guidelines.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る