• ひとことでCitrix NetScalerで、メモリの扱いの不備から機器を止められる弱点です。
  • 深刻度7.5 重要CVSS v3.1
  • まずやることSAMLのSPやIdPの設定があるか確かめる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2026-88779
製品Citrix NetScaler
深刻度(CVSS)7.5 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H
KEVへの追加日2026-10-04
米国政府機関の対応期限2026-10-07
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-119(メモリバッファの範囲の制限の不備)

何が起きた

Citrix NetScaler ADC と NetScaler Gateway に、メモリの扱いに不備がある弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。悪用されると、機器が止まるなどしてサービスを使えなくなるおそれがあります(サービス妨害)。ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者が悪用できる条件です。ただし対象は、SAML という仕組みの SP または IdP として設定している機器です。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者がネットワーク経由で機器に要求を送る → 2. メモリの扱いの不備が起きる → 3. 機器が止まりサービスを使えなくなる1攻撃者がネットワーク経由で機器に要求を送る2メモリの扱いの不備が起きる3機器が止まりサービスを使えなくなる攻撃の流れ: 1. 攻撃者がネットワーク経由で機器に要求を送る → 2. メモリの扱いの不備が起きる → 3. 機器が止まりサービスを使えなくなる1攻撃者がネットワーク経由で機器に要求を送る2メモリの扱いの不備が起きる3機器が止まりサービスを使えなくなる攻撃の流れ: 1. 攻撃者がネットワーク経由で機器に要求を送る → 2. メモリの扱いの不備が起きる → 3. 機器が止まりサービスを使えなくなる1攻撃者がネットワーク経由で機器に要求を送る2メモリの扱いの不備が起きる3機器が止まりサービスを使えなくなる

誰が影響を受ける

NetScaler ADC と NetScaler Gateway を、SAML の SP(サービスプロバイダー)または IdP(ID プロバイダー)として設定している組織が影響を受けます。対象のバージョンは、14.1-73.41 より前、13.1-64.28 より前、FIPS 版の 14.1-73.41 FIPS より前、FIPS 版・NDcPP 版の 13.1-37.282 より前です。

何をすればいい

設定に SAML の SP(add authentication samlAction)や IdP(add authentication samlIdPProfile)があるか確かめてください。あれば、使っている系列の修正版(14.1-73.41 以降、13.1-64.28 以降。FIPS 版・NDcPP 版はそれぞれの修正版)にできるだけ早く更新しましょう。

やることチェックリスト

  • SAMLのSPやIdPの設定があるか確かめる
  • 14.1-73.41以降か13.1-64.28以降に更新する
  • FIPS版はFIPS版の修正版に更新する

用語メモ

NetScaler ADC
ウェブサービスなどの通信を振り分けたり守ったりする、Citrix の機器やソフトのことです。
SAML 用語集で見る
1つのログインで、別のサービスにも入れるようにするための仕組みのことです。
サービス妨害 用語集で見る
サーバーや機器を止めたり重くしたりして、サービスを使えなくする攻撃のことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Citrix NetScaler Improper Restriction of Operations within the Bounds of a Memory Buffer Vulnerability

概要

Citrix NetScaler ADC (formerly Citrix ADC) and Citrix NetScaler Gateway (formerly Citrix Gateway) contain an improper restriction of operations within the bounds of a memory buffer vulnerability that could allow for a denial of service.

推奨対応

Apply mitigations in accordance with vendor instructions, ensuring compliance with CISA’s BOD 26-04 Prioritizing Security Updates Based on Risk (see URL in Notes) guidance and CISA’s “Forensics Triage Requirements” (see URL in Notes). Follow applicable BOD 26-04 guidance for cloud services or discontinue use of the product if mitigations are unavailable. Stakeholders are responsible for evaluating each asset's internet exposure and ensuring adherence to BOD 26-04 patching guidelines.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る