• ひとことでInternet Explorer と Edge で、パソコン内のファイルの有無を探られる弱点
  • 深刻度6.5 警告CVSS v3.1
  • まずやることMS16-104 と MS16-105 の更新を適用する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2016-3351
製品Microsoft Internet Explorer and Edge
深刻度(CVSS)6.5 警告CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:N/A:N
KEVへの追加日2022-05-24
米国政府機関の対応期限2022-06-14
ランサムウェアでの悪用悪用が確認されている
弱点の種類(CWE)CWE-200(権限のない人への機密情報の露出)

何が起きた

Internet Explorer と Microsoft Edge が、メモリ上のデータを正しく扱えない弱点が見つかりました。細工した Web サイトを見せることで、攻撃者が利用者のパソコンに特定のファイルがあるかどうかを調べられます。攻撃者はネットワーク経由でログインなしに狙えますが、利用者がそのサイトを開く必要があります。CISA が実際の悪用を確認しており、ランサムウェアの攻撃で使われたことも知られています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工した Web サイトを用意する → 2. 利用者がブラウザーでそのサイトを開く → 3. メモリ処理の弱点が使われる → 4. パソコン内のファイルの有無が知られる1攻撃者が細工した Web サイトを用意する2利用者がブラウザーでそのサイトを開く3メモリ処理の弱点が使われる4パソコン内のファイルの有無が知られる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工した Web サイトを用意する → 2. 利用者がブラウザーでそのサイトを開く → 3. メモリ処理の弱点が使われる → 4. パソコン内のファイルの有無が知られる1攻撃者が細工した Web サイトを用意する2利用者がブラウザーでそのサイトを開く3メモリ処理の弱点が使われる4パソコン内のファイルの有無が知られる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工した Web サイトを用意する → 2. 利用者がブラウザーでそのサイトを開く → 3. メモリ処理の弱点が使われる → 4. パソコン内のファイルの有無が知られる1攻撃者が細工した Web サイトを用意する2利用者がブラウザーでそのサイトを開く3メモリ処理の弱点が使われる4パソコン内のファイルの有無が知られる

誰が影響を受ける

Internet Explorer 9 から 11 と、Microsoft Edge(EdgeHTML 版)を使っている人が対象です。Internet Explorer 11 のデスクトップアプリは、Windows 10 の半期チャネルでのサポートがすでに終わっています。

何をすればいい

MS16-104(Internet Explorer)と MS16-105(Microsoft Edge)の更新プログラムが当たっているか確認してください。Windows 10 以外の Windows の Internet Explorer では KB3185319、Windows 10 では初期版が KB3185611、1511 が KB3185614、1607 が KB3189866 が対象の更新です。Microsoft は Internet Explorer から Microsoft Edge の IE モードへの移行を勧めています。公式の案内も確認してください。

やることチェックリスト

  • MS16-104 と MS16-105 の更新を適用する
  • Internet Explorer から Edge へ移行する
  • 知らない相手からのリンクを開かないようにする

用語メモ

EdgeHTML
以前の Microsoft Edge が Web ページを表示するのに使っていた部品(エンジン)です。
IE モード 用語集で見る
新しい Microsoft Edge の中で、Internet Explorer 向けの古い Web ページを表示するための機能です。
ランサムウェア 用語集で見る
パソコンのデータを使えなくして、元に戻す代わりに身代金を求める悪質なプログラムです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Microsoft Internet Explorer and Edge Information Disclosure Vulnerability

概要

An information disclosure vulnerability exists in the way that certain functions in Internet Explorer and Edge handle objects in memory. The vulnerability could allow an attacker to detect specific files on the user's computer.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る