• ひとことでTrend Micro の企業向けウイルス対策のエージェントの一部を操作される弱点です。
  • 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
  • まずやることApex One に CP 2117 以降を適用する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2020-8468
製品Trend Micro Apex One, OfficeScan and Worry-Free Business Security Agents
深刻度(CVSS)8.8 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2021-11-03
米国政府機関の対応期限2022-05-03
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-74(インジェクション)

何が起きた

Trend Micro Apex One、OfficeScan、Worry-Free Business Security のエージェント(各パソコンに入る部分)で、受け取った内容の確かめ方に抜け道があり、攻撃者がエージェントの一部の部品を操作できるおそれがあります。攻撃にはログインが必要です。Trend Micro は、この弱点を悪用しようとする試みを少なくとも1件確認したと説明しており、CISA の一覧でも実際の悪用が確認されています。NVD の評価では、ネットワーク経由で、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が悪用できるとされています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者がログインできる状態を手に入れる → 2. 確かめ方の抜け道を突く内容を送る → 3. エージェントの一部の部品が操作される1攻撃者がログインできる状態を手に入れる2確かめ方の抜け道を突く内容を送る3エージェントの一部の部品が操作される攻撃の流れ: 1. 攻撃者がログインできる状態を手に入れる → 2. 確かめ方の抜け道を突く内容を送る → 3. エージェントの一部の部品が操作される1攻撃者がログインできる状態を手に入れる2確かめ方の抜け道を突く内容を送る3エージェントの一部の部品が操作される攻撃の流れ: 1. 攻撃者がログインできる状態を手に入れる → 2. 確かめ方の抜け道を突く内容を送る → 3. エージェントの一部の部品が操作される1攻撃者がログインできる状態を手に入れる2確かめ方の抜け道を突く内容を送る3エージェントの一部の部品が操作される

誰が影響を受ける

Trend Micro の勧告では、Apex One 2019、OfficeScan XG SP1、OfficeScan XG(SP なし)、Worry-Free Business Security 9.5 と 10.0(いずれも Windows)が対象です。NVD の説明では Worry-Free Business Security 9.0 も挙げられていますが、Trend Micro の Worry-Free Business Security の勧告で修正版が示されているのは 9.5 と 10.0 です。

何をすればいい

Trend Micro は、Apex One(オンプレミス版)は CP 2117、OfficeScan XG SP1 は CP 5474、OfficeScan XG は CP 1988 以降の修正(Critical Patch)を当て、Worry-Free Business Security は 10.0 SP1 B2190、9.5 B1525 以降に更新するよう案内しています。修正が当たっているか、公式の案内を確認してください。あわせて、製品のサーバーと管理画面に接続できる相手を信頼できる範囲に限るよう勧めています。

やることチェックリスト

  • Apex One に CP 2117 以降を適用する
  • OfficeScan XG SP1 は CP 5474、XG は CP 1988 以降にする
  • WFBS を 10.0 SP1 B2190 か 9.5 B1525 以降にする

用語メモ

エージェント 用語集で見る
管理される側の各パソコンに入れて、管理サーバーの指示で動くプログラムです。
Critical Patch 用語集で見る
Trend Micro が重大な問題を直すために出す修正プログラムです。
オンプレミス 用語集で見る
製品を自分の組織のサーバーに入れて使う形のことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Trend Micro Multiple Products Content Validation Escape Vulnerability

概要

Trend Micro Apex One, OfficeScan, and Worry-Free Business Security agents contain a content validation escape vulnerability that could allow an attacker to manipulate certain agent client components.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る