- ひとことでWindows の画面表示の部品 DWM Core Library で、最高権限を奪われる弱点
- 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
- まずやることWindows Update で最新の更新プログラムを入れる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2024-30051 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft DWM Core Library |
| 深刻度(CVSS) | 7.8 重要CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2024-05-14 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2024-06-04 |
| ランサムウェアでの悪用 | 悪用が確認されている |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-122(ヒープ領域のバッファオーバーフロー) |
何が起きた
Windows の画面表示にかかわる部品 DWM Core Library に、権限を不正に引き上げられる弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。メモリのヒープという領域で、決められた大きさを超えて書き込んでしまう種類の弱点です。悪用されると、攻撃者は SYSTEM 権限を得られるおそれがあります。攻撃には、対象のパソコンに一般利用者程度の権限でログインできることが必要で、ランサムウェアの攻撃で使われたことも確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Windows 10、Windows 11、Windows Server 2016、Windows Server 2019、Windows Server 2022 で、2024年5月の更新プログラムを入れていないものが対象です。対象のバージョンの詳しい一覧は、Microsoft のセキュリティ更新プログラムガイドに載っています。
何をすればいい
Windows Update で2024年5月以降の更新プログラムを入れてください。例えば Windows 11 Version 23H2 は KB5037771、Windows 10 Version 22H2 は KB5037768 で修正されています。メーカー(Microsoft)の公式の案内を確認し、使っている Windows に合った更新が入っているか確かめてください。
やることチェックリスト
- Windows Update で最新の更新プログラムを入れる
- KB5037771 などの更新が入っているか確かめる
- サーバーにも2024年5月以降の更新を適用する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft DWM Core Library Privilege Escalation Vulnerability
概要
Microsoft DWM Core Library contains a privilege escalation vulnerability that allows an attacker to gain SYSTEM privileges.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る