• ひとことでMicrosoft Project で、細工したファイルを開くと攻撃者のプログラムが動くおそれがあります
  • 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
  • まずやることProject 2016 に KB5002561 を適用する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2024-38189
製品Microsoft Project
深刻度(CVSS)8.8 重要CVSS v3.1
NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2024-08-13
米国政府機関の対応期限2024-09-03
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-20(入力の確認の不備)

何が起きた

Microsoft Project に、細工されたファイルを開くと攻撃者のプログラムが動いてしまう(リモートコード実行)弱点が見つかりました。ネットワーク経由で、ログイン不要の攻撃者が悪用できますが、被害者がファイルを開くなどの操作をする必要があります。Microsoft によると、悪用には、インターネットから来た Office ファイルのマクロをブロックする設定が無効で、VBA マクロの通知設定も有効でない状態が必要です。この弱点は、実際の攻撃での悪用が確認されています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工した Project ファイルを用意する → 2. メールやサイトで被害者に開かせる → 3. マクロのブロックが無効だと悪用が成立する → 4. 攻撃者のプログラムが動く1攻撃者が細工した Project ファイルを用意する2メールやサイトで被害者に開かせる3マクロのブロックが無効だと悪用が成立する4攻撃者のプログラムが動く攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工した Project ファイルを用意する → 2. メールやサイトで被害者に開かせる → 3. マクロのブロックが無効だと悪用が成立する → 4. 攻撃者のプログラムが動く1攻撃者が細工した Project ファイルを用意する2メールやサイトで被害者に開かせる3マクロのブロックが無効だと悪用が成立する4攻撃者のプログラムが動く攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工した Project ファイルを用意する → 2. メールやサイトで被害者に開かせる → 3. マクロのブロックが無効だと悪用が成立する → 4. 攻撃者のプログラムが動く1攻撃者が細工した Project ファイルを用意する2メールやサイトで被害者に開かせる3マクロのブロックが無効だと悪用が成立する4攻撃者のプログラムが動く

誰が影響を受ける

Microsoft Project を使っている人や組織です。Microsoft の情報では、Microsoft Project 2016、Microsoft 365 Apps for Enterprise、Microsoft Office 2019、Microsoft Office LTSC 2021 が対象として挙がっています。

何をすればいい

Microsoft Project 2016 は更新プログラム KB5002561 を適用してください。Microsoft 365 Apps などのクイック実行版は、最新の更新が入っているか確認してください。あわせて、インターネットから来た Office ファイルのマクロをブロックする設定を無効にしないでください。詳しくは Microsoft の公式の案内を確認してください。

やることチェックリスト

  • Project 2016 に KB5002561 を適用する
  • マクロをブロックする設定を有効のままにする
  • 知らない相手からの Project ファイルを開かない

用語メモ

リモートコード実行 用語集で見る
離れた場所にいる攻撃者が、相手の機器で好きなプログラムを動かせてしまうことです。
マクロ 用語集で見る
Office の文書の中に入れられる、自動で動く小さなプログラムです。悪用されることがあります。
VBA
Office のマクロを書くためのプログラミング言語です。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Microsoft Project Remote Code Execution Vulnerability

概要

Microsoft Project contains an unspecified vulnerability that allows for remote code execution via a malicious file.

推奨対応

Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る