- ひとことでNetScaler で、メモリがあふれて乗っ取りや停止につながる弱点です
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやること14.1-47.48 以降か 13.1-59.22 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2025-7775 |
|---|---|
| 製品 | Citrix NetScaler |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2025-08-26 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2025-08-28 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-119(メモリバッファの範囲の制限の不備) |
何が起きた
Citrix の NetScaler ADC と NetScaler Gateway で、メモリの扱いに誤りがあり、データがあふれてしまう弱点が見つかりました。悪用されると、任意のプログラムを実行される(リモートコード実行)か、サービスが止められるおそれがあります。この弱点は実際の攻撃に使われたことが確認されていて、Citrix も、対策していない機器への攻撃を確認しています。ネットワーク経由で、ログイン不要の攻撃者が悪用できるとされています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
自社で管理している NetScaler ADC と NetScaler Gateway の 14.1-47.48 より前、13.1-59.22 より前、13.1-FIPS と NDcPP の 13.1-37.241 より前、12.1-FIPS と NDcPP の 12.1-55.330 より前を使っている組織です。対象になるのは、Gateway(VPN virtual server、ICA Proxy、CVPN、RDP Proxy)や AAA virtual server として設定している場合、IPv6 のサーバーにつないだ特定の種類の LB virtual server がある場合、HDX 型の CR virtual server がある場合です。Citrix が管理するクラウドサービスは、Citrix 側で更新されます。
何をすればいい
NetScaler ADC と NetScaler Gateway が 14.1-47.48 以降、13.1-59.22 以降、13.1-FIPS と NDcPP は 13.1-37.241 以降、12.1-FIPS と NDcPP は 12.1-55.330 以降に更新されているか確認してください。12.1 と 13.0 はサポートが終わっているため、修正済みのサポート中のバージョンに移る必要があります。Citrix の公式の案内にある設定の文字列で、自分の機器が対象の設定かどうかも確かめてください。
やることチェックリスト
- 14.1-47.48 以降か 13.1-59.22 以降に更新する
- 12.1 や 13.0 はサポート中の版へ移行する
- Gateway や AAA の設定の有無を確かめる
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(support.citrix.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(support.citrix.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Citrix NetScaler Memory Overflow Vulnerability
概要
Citrix NetScaler ADC and NetScaler Gateway contain a memory overflow vulnerability that could allow for remote code execution and/or denial of service.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る