• ひとことでTrueConf Client が、中身を確かめずに更新を取り込んでしまう弱点です。
  • 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
  • まずやることTrueConf Client の版が 8.5.2 以前か調べる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2026-3502
製品TrueConf Client
深刻度(CVSS)7.8 重要CVSS v3.1
NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:A/AC:L/PR:H/UI:R/S:C/C:H/I:H/A:L
KEVへの追加日2026-04-02
米国政府機関の対応期限2026-04-16
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-494(改ざんの確認をしないコードのダウンロード)

何が起きた

TrueConf Client(ビデオ会議のアプリ)が、アップデートのプログラムを、本物かどうか確かめずに取り込んで適用してしまう弱点が見つかりました。アップデートの配信経路に手を出せる攻撃者が、改ざんしたアップデートにすり替えると、更新の処理や利用者の権限で任意のコード(攻撃者が好きに選べる命令)が実行されるおそれがあります。NVD に登録された Check Point の評価では、同じネットワーク内から、高い権限を持つ攻撃者が、被害者の操作をきっかけに悪用できるとされています。この弱点は実際に悪用されたことが確認されています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者がアップデートの配信経路に手を出す → 2. 改ざんしたアップデートにすり替える → 3. TrueConf Client が確かめずに取り込む → 4. 攻撃者の用意したコードが実行される1攻撃者がアップデートの配信経路に手を出す2改ざんしたアップデートにすり替える3TrueConf Client が確かめずに取り込む4攻撃者の用意したコードが実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者がアップデートの配信経路に手を出す → 2. 改ざんしたアップデートにすり替える → 3. TrueConf Client が確かめずに取り込む → 4. 攻撃者の用意したコードが実行される1攻撃者がアップデートの配信経路に手を出す2改ざんしたアップデートにすり替える3TrueConf Client が確かめずに取り込む4攻撃者の用意したコードが実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者がアップデートの配信経路に手を出す → 2. 改ざんしたアップデートにすり替える → 3. TrueConf Client が確かめずに取り込む → 4. 攻撃者の用意したコードが実行される1攻撃者がアップデートの配信経路に手を出す2改ざんしたアップデートにすり替える3TrueConf Client が確かめずに取り込む4攻撃者の用意したコードが実行される

誰が影響を受ける

TrueConf Client を使っている人・組織が対象です。CVE の記録では、TrueConf Client 8.1.0 から 8.5.2 が影響を受けるとされています。NVD の構成情報では、Windows 版の 8.5.3.884 より前が対象とされています。

何をすればいい

TrueConf Client を最新版に更新してください。CVE の記録で影響を受けるのは 8.5.2 までで、TrueConf の公式ページでは TrueConf 8.5.3 が公開されています。ただし、TrueConf のページには 8.5.3 がこの弱点の修正版だとははっきり書かれていないため、メーカー(ベンダー)の公式の案内を確認し、それに従って更新や対策をしてください。更新は、TrueConf の公式サイトなど信頼できる入手先から行うことが大切です。

やることチェックリスト

  • TrueConf Client の版が 8.5.2 以前か調べる
  • TrueConf 8.5.3 以降に更新する
  • 更新は公式サイトから入手したものだけ使う

用語メモ

アップデート
ソフトウェアを新しい版に入れ替えて、不具合の修正や機能の追加をすることです。
配信経路
アップデートなどのデータが、配る側から利用者の端末に届くまでの通り道です。
改ざん
データやプログラムを、持ち主に無断で書き換えることです。

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公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

TrueConf Client Download of Code Without Integrity Check Vulnerability

概要

TrueConf Client contains a download of code without integrity check vulnerability. An attacker who is able to influence the update delivery path can substitute a tampered update payload. If the payload is executed or installed by the updater, this may result in arbitrary code execution in the context of the updating process or user.

推奨対応

Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る