• ひとことでMicrosoft SharePointで、受け取ったデータの復元処理を悪用され、遠隔からコードを実行される弱点です。
  • 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
  • まずやることSharePointの更新プログラムを適用する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2026-50522
製品Microsoft SharePoint
深刻度(CVSS)9.8 緊急CVSS v3.1
NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2026-07-22
米国政府機関の対応期限2026-07-25
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-502(信頼できないデータのデシリアライズ)

何が起きた

情報共有のソフト Microsoft SharePoint に、信頼できないデータを復元する処理(デシリアライズ)の弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。悪用されると、ネットワーク経由で、SharePoint のサーバーで攻撃者のコードを実行されるおそれがあります。NVD に登録された Microsoft の評価では「ログイン不要」とされていますが、Microsoft の FAQ では、少なくともサイト所有者の権限でログインした攻撃者が悪用するとしています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. サイト所有者の権限を持つ攻撃者が細工したデータを送る → 2. SharePointがデータを復元する → 3. 攻撃者のコードを実行される1サイト所有者の権限を持つ攻撃者が細工したデータを送る2SharePointがデータを復元する3攻撃者のコードを実行される攻撃の流れ: 1. サイト所有者の権限を持つ攻撃者が細工したデータを送る → 2. SharePointがデータを復元する → 3. 攻撃者のコードを実行される1サイト所有者の権限を持つ攻撃者が細工したデータを送る2SharePointがデータを復元する3攻撃者のコードを実行される攻撃の流れ: 1. サイト所有者の権限を持つ攻撃者が細工したデータを送る → 2. SharePointがデータを復元する → 3. 攻撃者のコードを実行される1サイト所有者の権限を持つ攻撃者が細工したデータを送る2SharePointがデータを復元する3攻撃者のコードを実行される

誰が影響を受ける

SharePoint Server Subscription Edition、SharePoint Server 2019、SharePoint Server 2016(Enterprise を含む)を自分たちのサーバーで動かしている組織が影響を受けます。

何をすればいい

2026年7月に公開された SharePoint の更新プログラムか、それより新しい更新を適用してください。また、CISA は、この脆弱性について侵害の痕跡がないか調べるよう求めています。

やることチェックリスト

  • SharePointの更新プログラムを適用する
  • SharePointを外から使えるか確かめる
  • CISAの求めに沿って侵害の痕跡がないか調べる

用語メモ

SharePoint
社内で文書や情報を共有するための、Microsoft のソフトです。
デシリアライズ 用語集で見る
保存や送信のために変換したデータを、元のプログラムの形に戻す処理のことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Microsoft SharePoint Deserialization of Untrusted Data Vulnerability

概要

Microsoft SharePoint contains a deserialization of untrusted data vulnerability which could allow an unauthorized attacker to execute code over a network.

推奨対応

Apply mitigations in accordance with vendor instructions, ensuring compliance with CISA’s BOD 26-04 Prioritizing Security Updates Based on Risk (see URL in Notes) guidance and CISA’s “Forensics Triage Requirements” (see URL in Notes). Follow applicable BOD 26-04 guidance for cloud services or discontinue use of the product if mitigations are unavailable. Stakeholders are responsible for evaluating each asset's internet exposure and ensuring adherence to BOD 26-04 patching guidelines.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る